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インプラントについて3

インプラントについて3

インプラント治療には外科処置が必要です。
その術式は様々ありますが、基本的には大きく2種類に分けることができます。
手術を1回だけ行う1回法と、手術を2回に分けて行う2回法があります。

①1回法とはインプラント体(人工歯根)を埋める部位の歯肉を切開して骨を露出させ、
ドリルで骨に形を作ってインプラント体を埋め込みます。
埋め込んだ際に、専用のパーツを連結させて歯肉からパーツを露出させた状態で縫合します。
もしくは、歯肉の切開をせず、埋め込むために歯肉を必要な部分だけ切り取ってから、
インプラント体を埋め込み、専用のパーツを連結させて歯肉からパーツを露出させた状態で縫合します。
この場合は縫合も必要ないかもしれません。

②2回法とは1回法と同じようにしてインプラント体を埋め込んだ後、
インプラント体の上部の穴にカバーを付けます。(1次手術)
切開した歯肉を縫合して1回目の手術は終了となります。
インプラント体と骨が結合するまで歯肉を閉じたまま待ちます(治癒期間)。
2回目の手術(2次手術)はカバーの上の歯肉を切開して、
カバーをはずした後に仮のアバットメント(ヒーリングアバットメント)を連結します。
歯肉の治癒を2~3週間待って、本物のアバットメントを連結します。
骨の量が十分にあって、硬さや形態に問題がない場合には1回法でも問題はありませんが、
骨の量が少なく骨移植が必要だったり骨が軟らかい場合や歯肉の移植が必要な場合には
2回法が行われることが多いです。

インプラント治療といっても、個人個人で使うものも、施術の方法も、治癒の経過も違います。
しっかりとした、計画のもとにインプラント治療をおこなってください。

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