Implant
treatmentsインプラント治療
- 今、何をされているかわからない。
- 次はいつ頃何をするのか。
- 自分の身体にはどういうものが使われているのか。
- 成功を維持するには、歯科医師、歯科衛生士、患者さんそれぞれが何をすればいいのか
- インプラントをどこに設置したら良いのか
- どのような形状のインプラントを選択するのか
- インプラントの長さや太さはどれが最適なのか
- 最適なサイズのインプラント設置するには今ある骨や歯肉は十分なのか
- 人工の歯が反対の歯と理想的に咬み合うにはどうしたらいいのか
- インプラントを設置する前に、事前に骨や歯肉を造成しておく必要があるのか。
- 歯肉の検査
- X線写真撮影
- CT画像撮影
- お口の中の模型の作製
- そのメインテナンスはどうやってやるんだろう
- 定期的にクリーニングはしているけど、インプラントの部分はなんとなく‥。
- わからないからとりあえず磨いておけばいいか
- どのような検査をすればいいのか
- 検査するにはどのような器具が必要なのか
- どのように検査をすればいいのか
- インプラントの種類によってどのようなメインテナンスが必要なのか
- 異常が起こっている場合には何をしたらいいのか
- 経過を見ていいものなのか、治療が必要なのか
-
インプラント
ImplantCT撮影
Computed Tomographic scaninning 25,000円+税
25,000jp.yen +tax一次オペ
First ope 250,000円+税
250,000jp.yen +tax二次オペ
Second ope 50,000円+税
50,000jp.yen +taxアバットメント交換
Replacing the abutment 50,000円+税
50,000jp.yen +tax -
インプラント歯綴(被せ物)
Implant prostheticsインプラント上部構造 ジルコニア
Implant superstructure Zirconia 200,000円+税
200,000jp.yen +taxインプラント上部構造 PMF
Implant superstructure PMF 180,000円+税
180,000jp.yen +taxインプラント上部構造 ハイブリット
Implant superstructure Hybrid 150,000円+税
150,000jp.yen +taxインプラントプロビジョナル
Implant provisional 50,000円+税
50,000jp.yen +taxインプラントオーバーデンチャー
Implant overdenture 1,500,000円+税
1,500,000jp.yen +tax修理(壊れた被せ物の修理)
Repair 5,000円~+税
150,000jp.yen~ +tax -
インプラント メインテナンス
Implant Maintenanceインプラント精密検査メインテナンス(初回)
Dental implant Maintenance complete check-up(first time)
※クリーニング、CT撮影、検査などを含む
※Teeth cleaning, CT scan, examination, etc. 30,000円+税
30,000jp.yen +taxインプラントメインテナンス継続
continued Implant maintenance 12,000円+税
12,000jp.yen +taxインプラントメインテナンス継続
continued Implant maintenance デンタル撮影/1枚 2,000円+税
Dental shooting/1 sheet 2,000jp.yen +taxインプラントメインテナンス継続
continued Implant maintenance パノラマ撮影 5,000円+税
panoramic dental x-ray, 5,000jp yen +taxインプラントメインテナンス継続
continued Implant maintenance CT撮影 10,000円+税
CT scan 10,000jp.yen +tax※治療にあたっての注意点は、こちらよりご確認ください。
※Cautionary point for treatmentClick here
歯がないところには何を入れるか
歯が無くなったからインプラントにしなければならないのか。
100%そういうわけではない事をお伝えしたい。
実際にインプラント治療を行なっているお口の中で、本当はインプラント治療が必要のないこともあるのです。
本当にインプラント治療が必要なのかを、お口の中全体を見て、しっかりと診断することが大切です。
インプラント治療が成功するかどうかは、治療してからわかることもありますが、正確な診断をすることによって決まってくるといっても良いでしょう。
治療を成功させるには
一つの計画が全てではありません。
治療期間や費用、治療を受ける方の希望を総括した上で、最良な治療を選択する。
インフォームドコンセントを徹底
1つの治療計画に限定することなく、複数の計画を話し合って決めること。
複数の計画を話し合うということは、それぞれにメリットとデメリットが存在することとなります。
患者さんが、それを十分に理解できることが治療を成功させる上で最も重要なことと考えています。
十分な説明と、それぞれの理解と納得が治療を成功させるのです。
自分の体を治すのですから、全ての希望は叶わなくても、知ることで選ぶことができます。
その希望を叶えるためには、
①手術に携わる者に十分な知識と技術
②クリニックに十分な設備
があるかどうかが問題となります。
インプラント10年保証
本保証は、被保証者に対するインプラント治療の長期品質保証です。
所定の再治療事由により、保証期間内に保証部位(※1)が脱落または破折した場合に、認定会員(適格歯科医療機関)が無償で再治療を行なうものです。
※1 部位は、保証の対象となる埋入されたインプラント体(チタン素材の人工歯根)およびその上部構造(人工の歯)を指し、保証書の埋入部位に記載されたものをいいます。
被保証者としてご登録いただける方
過去に認定会員において、インプラント治療を受けられており、以下の条件のすべてに該当する患者さまに限ります。
①認定会員などにおいて「所定の定期メンテナンス」を受けられることに同意されている方
②第三者機関であるガイドデントの保証登録審査に適合された方
登録条件~保証限度額設定についてのご注意
ご登録いただく保証の保証限度額(※2)につきましては、次の①から③にご注意ください。詳細は、認定会員またはガイドデントまでお問い合わせください。
また、患者さまが実際にご登録いただく保証の保証限度額については、【保証書】を必ずご確認ください。
①1インプラントあたりの保証限度額は、認定会員において独自に設定されています。
②インプラント体と上部構造では、保証限度額の設定が異なる場合があります。
③ガイドデント・ネット(再治療ネットワーク)ご利用の場合、共通保証限度額が設定され、保証書記載の保証限度額が減額される場合がありますのでご注意ください。
※2 限度額とは、再治療事由に該当した場合の「再治療費用相当額」(認定会員が無償で再治療する費用の上限)をいいます。
登録時のご注意
【通知事項】
被保証者の住所などを変更された際は、すみやかに新住所をご通知いただく必要があります。
ご通知いただけない場合は、重要なお知らせやご案内ができないことになりますのでご注意ください。
【歯科医療機関閉院時の取扱い】
認定会員が閉院・廃院に陥った際の被保証者保護の仕組みとして「インプラント10年保証セーフティネット」があります。ガイドデント社独自のセーフティネットの詳細に関しましては「重要事項説明書」などでご確認ください。
インプラント治療保証制度について
手術を行ったインプラントとその上部構造(被せ物とアバットメント)は、簡単に壊れてしまうものではないということは、私たちの経験と実績によりわかっており、失った歯の代わりとして問題なく体の一部の機能を果たしていけることは分かっておりますが、個人個人の
①体質
②生活習慣
③嗜好品
④体調の変化
⑤環境の変化
⑥ストレス
などにより、さまさまな影響が起こることが、インプラント治療にかかわらず予想されます。
当院にて、指定通りの定期検診やメンテナンスをしていただいたにもかかわらず、変化してしまった場合には、事前の保証金額は必要にはなりますがインプラント治療に関する料金を保証させていただくシステムをご用意しています。
インプラント治療は、風邪などのお薬をお渡しして対処療法的に対応する治療とは異なり、形あるものを人体に提供する治療です。
これは、治療を受ける皆様が安心していただけるための制度となります。
詳しくは、お尋ねください。
インプラントは一生、大丈夫!?
『第二の永久歯』とも言われている治療法のインプラント。
しかし、インプラントを入れたから絶対に大丈夫!!なんてことはありません。
注意すべき点はいろいろありますが、最も重要なものは『インプラントの歯周病』です。
これは天然の歯の歯周病と同じように、インプラントの周りに歯垢(プラーク)がたまると細菌が繁殖し、歯肉に炎症が起こり歯肉の腫れやついにはインプラントまわりの骨を溶かしていくことで、骨とインプラントの結合がなくなり、インプラントを撤去しなければならなくなる可能性があるものです。
このようなことが起こる原因は
①患者さん側によるものであれば、天然歯を含めた毎日の正しい歯磨き(プラークコントロール)ができていないと、天然の歯にもインプラントにも、歯周ポケットができ歯周病原菌が瞬く間に繁殖してインプラント周囲粘膜炎およびインプラント周囲炎が起こるというものです。
これは、しっかりとした知識を持った歯科医師および歯科衛生士にブラッシング指導を受けること、それぞれにあったメインテナンスを受けることで、予防することができるでしょう。
②インプラント治療に先立って行う、診断と計画が不十分なために治療する前よりも治療した後に不具合を生じるということ。
元々の骨や歯肉が十分にないところに、とりあえず形だけのインプラントを無理に設置しても、自分の生理的にもつ防御反応も得られることができません。
したがって、治療後に全体の理想的な咬み合わせを作り、メインテナンスしやすい状況を作るには、治療に取り掛かる前の診断と計画がしっかりとしていなければなりません。
これを怠ると不自然な状況が続き、ついには不具合が生じてきて、インプラントの再治療が必要になったり、インプラントを撤去しなければならなくなります。
インプラントというものは
①インプラント体(フィクスチャー)
②アバットメント
③被せ物(クラウン・ブリッジ・入れ歯などの補綴物)
この3つからなる割とシンプルな作りです。
しかしこの治療を成功させるには、非常にたくさんの知識ととても高度な技術が必要になります。
現在、インプラント治療を提供している歯科医院は非常に多くあります。
時間・費用・体への侵襲、これらを使って頑張って作ったインプラントの歯を治療の後に起こる歯周病で失わないため、患者さんは術後のしっかりとしたケアを行うのはもちろん、治療を受ける際には自分が受けるインプラント治療をどこで行うか、自分が納得できる説明や治療をしてくれる歯科医師・歯科衛生士はどこにいるのかを見つける必要があります。
インプラント治療も方法は一つではありません。
間違いはありますが、どれが、正解というのもありません。
私たちは、セカンドオピニオンも承っております。
ご自身が、本当に納得できる計画を選んでいただきたい。
インプラントメーカー
インプラントは数多くのメーカーが存在し、世界中で数えると、100以上にもなると言われています。
当院では数多くのインプラントメーカーに対応すべく、器具を取り揃えております。
他院様で受けられたインプラントのメインテナンスでも、インプラントのやり直しでも、対応することが可能です。
歯科用CT
一般的に歯科で使用されているエックス線写真(デンタルエックス線写真・オルソパノラマエックス線写真)が2次元的な写真であるのに対して、CTは3次元(立体的)で撮影可能なため、インプラントを埋め込む為の、血管や神経の位置および骨量、骨の形態を正確に診ることができます。
これらを診て、正確な診断をして治療計画を立てることで、治療を安全にかつ正確に進めることができるのです。
クリニックに歯科用CTがあることで診断に役立てることは当たり前ですが、治療後の経過をみることが可能ということにおいても、クリニックで全て診断・治療・メインテナンスが行えることが最大のメリットなのです。
アフターフォローまで、しっかりと行うことが重要なのです。
インプラント治療の流れ
①ご連絡・ご予約
yukiDENTALcareでは、診療は緊急の場合をのぞいて、予約制となっております。
初診・ご相談の方は、診療のご予約をお願いしております。
②ご来院・カウンセリング
インプラント治療をご希望の方へのカウンセリングは、担当の歯科医師がご相談を承ります。
ご希望に沿った、最良の計画を提示するためにお話をさせていただくことと、そのほかに必要な治療がないかどうかを確認させていただきます。
③精密検査
お口の中のチェックとカウンセリングをしたのちに本当にお口の中で、インプラント治療が必要と判断された場合に、
などの精密検査を行います。
必要であれば、医科との連携をとらせていただくこともあります。
④治療計画の決定
精密検査の結果をもとに、長期的に最良な計画をご提案させていただきます。
患者さんの治療的・時間的・費用的なご要望に、できる限りお答えできるような計画をご提案させていただきます。
納得できる治療が行えるように、十分なお話し合いをさせていただきます。
⑤治療開始
インプラント治療をするにあたって、欠損している部位はもちろんですが、残っている歯と歯肉の状態を改善しておくことが、まず重要です。
さまざまなリスクを排除するためには、事前準備の治療にお時間をいただきます。
⑥インプラント埋入手術
お口の中の環境が、インプラント治療ができるような状態に改善できたら、インプラント体(フィクスチャー)を骨内に埋入する手術を行います。
骨や歯肉の量が少なく、理想的な状態ではない場合には、まず骨や歯肉を増やす手術をしてからインプラント体を埋入する事もございます。
事前にしっかりとご説明させていただきます。
⑦人工歯の取り付け
場所や個人差はありますが、一定期間をおいた後に、骨とインプラントがしっかりと結合したことを確認してから、型とりをして人工の歯を作っていきます。
永続的に安心して使えるように、担当の技工士と一緒に作り上げていきます。
⑧メインテナンス
インプラント治療が完了したら、定期的なメインテナンスを行なっていきます。
インプラントだけではなく、お口の中の環境を健康に保つため、それぞれにあったメインテナンス方法をご提案しています。
インプラントのメリット・デメリット
メリット
インプラント治療の最大の強みは人工の歯を固定式にできることです。
インプラント治療では残っている歯を被せ物や詰め物のために削ったり、残っている歯に入れ歯を安定させるためのバネをつけたりしません。
残っている歯の負担が少ないことは、インプラント治療の最大の利点です。
①以前の自分の歯で咬めるような感覚を取り戻す
失った歯の場所に入れ歯などを用いて治療すると、食事中に食べ物が挟まったり、異物感が大きかったりして、思うようによく咬めないために、食べるものが大きく制限されたり、硬いものが食べにくい、今までのような食感を感じることができない、美味しく食事ができない、とお悩みの方も多いでしょう。
インプラント治療は、インプラント体が失った歯の根(歯根)の代用となり、顎の骨の中に入り、そこに人工の歯が装着されるため、以前にあった自分の歯と同じような感覚でものを咬むことができるようになるのです。
②左右でバランスよく咬める
入れ歯のような着脱式の人工歯とは異なり、固定式の人工の歯であるため、どちらかを庇って咬むということがなくなります。
左右でバランスよく咬むことができなくなると、今後の歯並びや、顔の筋肉、顎の関節の動きにも、多くの影響を及ぼすことになります。
③会話がしやすい
入れ歯のように、ピンク色の歯肉の部分を作ることが少なく、固定式なので他の歯につけるバネが必要ないことや、単独の歯を治す場合、ブリッジのようにダミーの歯を作ることがないため、発音が今までの歯があった時とほぼ同じようにできる。
④固定式
骨の中に埋入されたインプラント体に直接、スクリューで土台(アバットメント)と被せ物が装着される(スクリューリテイン)ため入れ歯のように着脱の必要はありません。
ご自身で外すことはできませんが、私たちがメインテナンスをする際に、必要と判断した場合には、取り外しができるものになります。
場合によっては、土台(アバットメント)と被せ物が別々に接着剤で止めるパターン(セメントリテイン)もありますがその場合も取り外すことは可能です。
⑤自分の歯を守ることができる
失った歯の場所をそのままの状態にしておくと、歯の本数が少なくなった分、他の残っている歯への負担が大きくなります。
負担がかかる歯は、その力をしっかり受け止めようとすると、今まであった場所から動いてしまったり、歯冠がかけたり、歯根にヒビが入ったり、割れたり折れたりしていきます。
そうなると、保存できなくなる歯が増えて、必ずではありませんが、またインプラント治療をしなければなりません。
治療を最小限に食い止めるために、自分の歯をしっかりと守るためのインプラント治療です。
⑥必要以上に歯を削ることがない
無くなった歯の両隣に歯が存在する場合、治療方法として『ブリッジ』という方法があります。
この方法は、残っている歯に詰め物や被せ物をしないといけないため、残っている歯を削る必要があります。
もし、その歯が健康であれば、大きな負担をかけることになります。
インプラント治療は、周りの歯の支えを必要とせず、インプラント自体が独立したものですので、残っている健康な歯に負担をかけずに済みます。
⑦審美的
他の被せ物よりも見栄えがいいように仕上げることが可能な場合が多く、見た目も自然であるため、自信を持って笑うことができるようになります。
デメリット
インプラント治療は、治療期間が他と比べて長い、一般的には保険適応外の治療のため治療費が高額になる、糖尿病や骨粗鬆症など全身的な疾患がある場合治療が不可能もしくは治療の予後が悪い、といったデメリットがあります。
インプラントは骨と完全に結合しますが、歯肉などの粘膜とは強く結合しないため、天然の歯に比べ免疫防御反応に弱く感染しやすい。さらに、インプラントをしたい場所に骨が歯肉が十分ないと、インプラントを埋入する前に骨と歯肉を増やす準備を事前にしなければなりません。
また、骨が溶けてインプラントが脱落したり、インプラント体が壊れたりした場合には、修理が難しいことがあります。
インプラント治療には、顎の骨にインプラントを埋入するために手術が必ず必要になります。手術中は、局所麻酔をしているため痛みを感じることはありませんが、術後に、痛み・腫れを伴います。
①インプラント周囲炎
インプラント治療の後で多い問題が『インプラント周囲炎』です。
特にインプラント治療をした部位の歯を、歯周炎が主な理由で抜歯した場合は、インプラント周囲炎のリスクは高くなります。
インプラントは、毎日のブラッシングが正確に行われていないと、天然の歯とは、炎症に対する防御機構が異なるため、歯肉に炎症が起こりやすく、腫れ・出血・膿が出るなど、歯周炎と同じような症状を起こします。
インプラントは、感染が起き炎症がある状態になっても、その初期には自覚症状が出にくく、違和感を感じてしまった時には大きな問題がすでに起きてしまっていることもあります。
インプラント周囲炎が進行すると、インプラントを支えている骨がなくなっていきインプラントが動揺して、痛みを併発するようになります。状況が悪くなった場合は、インプラントを撤去しなければならないこともあります。
インプラント周囲炎を予防するには、定期的にエックス線写真やCTでの3Dの画像を撮影して確認したり、クリニックでの専門的なケアと、その専門家が、それぞれの状態を把握した上で、個人個人の状況に合った最適な指導を行い、それを正確にご自身が実践できることが、重要です。
インプラントだからみんな同じでは、絶対にありません。これを使っておけば大丈夫なんてことは、天然の歯でもないのですから、全てが人工物でできているインプラントでは、あり得ないのです。
いつもちゃんと磨いているのになんでだろう?なんてことありませんか??それは、個人に合っていないからかもしれません。セルフケアを指導するにも、しっかりとした診査と診断が必要です。
②咬み合わせの確認
インプラントは天然の歯が持っている『歯根膜』という歯根と骨を結合させている繊維がありません。
この繊維は天然の歯ではクッションの役割もしていますが、インプラントにはこの繊維はなく、インプラントと骨が直接結合しているため、ものを咬んでも天然の歯のように生理的に動かないので、咬んだ力が直接インプラント体や人工の歯(上部構造)にかかります。
そのため、周りの歯とバランスが違ってくると、人工の歯が割れたりかけたりする可能性があり、ある場合にはインプラントに強い力が加わりすぎてしまうと、インプラント体が脱落してしまうことまでもあります。
インプラントの埋入の際には咬み合わせを十分に考慮して治療行いますが、時間の経過でかみ合わせは随時変化しています。
咬み合わせ状態の悪化やくいしばり・歯ぎしりなどの悪習癖は、天然の歯にもインプラントにも悪影響を与えます。
咬み合わせは、その時の生活習慣や姿勢、精神的状態など様々な原因によって変化します。従って咬み合わせのチェックは定期的に行うことが必要です。
③上部構造の不具合を確認する
インプラントは骨に埋入したインプラント体と、その上に被せ物の土台となるアバットメントがスクリューで連結され、その上に人工の歯が連結されています。
そのため、インプラント体とアバットメントをつないでいるスクリューが緩んでいたり、折れていたり、アバットメントから人工の歯が外れていたり、またはインプラント体が折れていたりする可能性もあります。
定期的にチェックすることが早期発見につながりスクリューを締め直すだけで済んだり、人工の歯を少し調整するだけで済んだり、問題が起きずに済む可能性が高くなるのです。
インプラントメインテナンス
完成したインプラントを用いた人工の歯を、安心して長い期間使っていくには、治療後のメインテナンスが必要不可欠です。
しかし、このメインテナンスは非常に難しい。
インプラントというものは知っていても、インプラントの構造、インプラント周りの骨や歯肉、インプラントに近接する天然の歯、インプラントと天然の歯の咬み合わせ、人工の歯の形態や材質、などなど天然の歯との違いがたくさん存在します。
インプラント治療はしたけど、
そんな歯科医院が多いのは事実です。
それを、熟知している歯科医院は数少ないのも事実です。
特にメインテナンスは歯科衛生士にお任せということも少なくないでしょう。
数ヶ月に1回汚れを取るだけでは意味がないのです。
歯にトラブルが生じて抜歯を余儀なくされる度に、インプラント治療を行うことを繰り返していたら、時間的にも、経済的にも大きな負担になります。
問題がある場所を治療することは、とても大事なことではありますが、今ある歯をきれいに保って残すということは、インプラント治療をすることよりも、大切なことです。
yukiDENTALcareには、全国でインプラントについて講演しインプラントのメインテナンスに従事している、歯科衛生士がしっかりとメインテナンスとチェックをしています。
長く良い状態を保つには、メインテナンスが非常に重要なことを私たちは、忘れていません。
メインテナンスにもたくさんの知識と高度な技術が必要です。